プログラマーはやりがいがあるのだろうか?
6年半の間、SE・プログラマーとして働いていた私が、プログラマーのやりがいを解説します。
目次
プログラマーのやりがいとは?
プログラマーのやりがいは、社会貢献することにより承認欲求が満たされることです。
プログラミングをしてソフトウェアを製作することで、人々の生活を劇的によくなります。
結果的に社会貢献につながり、親や友だちから業績をほめられ、承認欲求を満たすことができます。
プログラマーが製作するソフトウェアの影響力とは?
プログラマーが製作するソフトウェアは、身近な場面で活躍しています。
- 自動車
- エアコンなどの家電製品
- Webサービス
- スマホ
- パソコン
- テレビ
- 洗濯機
- 食器洗浄機
- インターホン
- 鉄道などのインフラ
- etc
ソフトウェアが関わる便利な製品・サービスをあげだすとキリがありません。
上記の製品は、ソフトウェアがなければただの「物体」で何の役にも立ちません。
さて、これらの製品の登場のおかげで、どれだけ生活が便利になったことでしょう。
たとえばスマホ。
電話やLINEで迅速なやりとりができ、友だちとの待ち合わせが確実に成功します。
電波が届くかぎり、どこにいても知りたい情報をグーグルですぐに検索できます。
震災などが起きた時にも、SNSや掲示板を情報共有手段として使え、安心感が高まります。
IT業界のトップにいるGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)のソフトウェアサービスだけでも、人々の生活スタイルをあまりにも大きく変えました。
それだけ、ソフトウェアの影響力はすごいのです。
ソフトウェアを製作することで得られる快感
みなさんは周りからほめられた時、うれしく感じませんか?
プログラマーは、ほめられることが多いと感じます。
なぜなら、プログラマーが製作するソフトウェアによって人々の暮らしが格段によくなるからです。
プログラミングの実績は、親や友だちにかなり自慢できます。
私も、実際に自分が世の中に出したソフトウェアが家電製品となって売られている姿を見ると、かなり自慢したくなりました。
そして、友だちに自慢すると「すごい!この商品はどんな風に作られているの?」などという反応が返ってきます。
守秘義務があるので商品の中身について詳しく自慢はできませんが、この反応だけでもかなり満足できます。
もちろん、一緒に働いているプロジェクトメンバーから頼りにされることもかなり嬉しいです。
承認欲求を満たされることが、プログラマーの最大の魅力です。
やりがいをもって仕事を続けるための前提条件
プログラマーとしてやりがいをもって仕事を続けるためには、周りよりも高いスキルをもっておく必要があります。
必要なスキルとしては、ざっくり下記に分類できます。
- システムの理解力
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル(折衝力、質問力)
プログラマーはプロの技術職です。
プロ野球が1軍、2軍、3軍と分かれているように、プログラマーの世界もスキルに応じて与えられる仕事が変わってきます。
レベルが高い環境であればあるほど、やりがいもより大きくなっていきます。
プログラミングスキルとコミュニケーション能力が高ければ、高レベルのプログラマーになれます。
加えて、システムの理解力も高ければ、SE・プロジェクトマネージャーになれるのです。
プログラマーのその他のやりがい
プログラマーのその他のやりがいは下記でしょう。
- お金が稼げる
- 生活が安定する
- プログラミング自体が楽しい
- 比較的自由な働き方ができる
順に解説していきます。
お金が稼げる
プログラマーはお金を稼げます。
大手企業の正社員やWeb系のフリーランスエンジニアになると、年収1000万円超えも達成できます。
ただし、スキルに関係なく働く環境によって年収はある程度決まります。
私はメーカーに客先常駐という形で働いた結果、20代で年収450万円ほどでした。
プログラマーは、年収アップするために転職を常に考えておくべきでしょう。
生活が安定する
プログラマーはプロの技術職なので、一度高いスキルを身につけてしまえば生活が安定します。
1つの会社を辞めてもすぐに転職できるためです。
私が担当していたLinuxアプリケーション開発(C・C++)などは、求人サイトに仕事の案件がたくさんあるので、おすすめのスキルです。
プログラミング自体が楽しい
プログラミングが楽しいから続けられる側面もあります。
もちろん、プログラマーの実際の業務は「工程調整」「要求分析・仕様理解」「ソースコードレビュー」「単体試験」「障害報告書作成」など、プログラミング以外の業務がかなり多くあります。
ただ、それゆえにできあがるプログラムは質の高いものになるので、高スキルな人であればあるほど楽しい仕事であると言えます。
比較的自由な働き方ができる
プログラマーはフレックスタイム制などを使って比較的自由な時間に働くことができます。
私が働いてた会社の場合、たとえば通常勤務時間が9時〜18時のところを、11時〜20時のように変更できました。
極端な例でいうと、スキルが高いWeb系のフリーランスエンジニアになれば、一日中家に閉じこもって仕事を完結することも可能です。
まとめ
今回はプログラマーのやりがいについて解説しました。
一番のやりがいは、人々の生活を豊かにするソフトウェアを製作することにより社会貢献でき、承認欲求が満たされることです。
努力を続ければ、自分自身のスキルアップにつながり、より社会貢献度の高い大きなプロジェクトに携わることができるでしょう。