『天空侵犯』という漫画が面白かったので、見どころと読んだ感想を紹介します。
目次
天空侵犯の見どころ
『天空侵犯』のストーリーは、異世界にある高層ビルの屋上を舞台にして、主人公の本城遊理とその仲間たちが仮面をかぶった敵と戦いながら脱出を目指します。
見どころは次のとおりです。
- キャラクターの心の動きがリアルである
- 非日常感を味わえる
- 作画がかわいい・かっこいい
- 恐怖心を煽られて興奮できる
①キャラクターの心の動きがリアルである
戦闘が多い漫画ですが、それ以上にキャラクターの言葉数が多い印象です。
そのため、雑魚キャラとの戦闘にも伏線があったりするなど、見逃せない展開が続きます。
単なる戦闘ものであれば、作画やどのキャラクターが勝利するのかが重要になりますが、この漫画はどのキャラクターが勝利・敗北しても納得感が出る内容となっています。
そして、様々なキャラクターが協力や裏切りを経験しながら狂った世界を正常に戻そうとする努力に心が揺さぶられます。
キャラクター一人ひとりに個性があるので、自分に似たキャラクターを見つけて感情移入しながら本作を読むのも楽しめることでしょう。
②非日常感を味わえる
基本的な舞台は、異世界にある高層ビルの高層階や屋上がほとんどです。
そのような閉鎖的な空間の中で、人間の力を遥かに超越した敵たちと戦いながら生き延びなければなりません。
自分が実際にこの世界に放り込まれてしまったら超絶望ですが、外から見てる分にはかなり楽しめました。
③作画がかわいい・かっこいい
自分がこの漫画を見ようと思ったきっかけは、第一巻表紙の主人公の女の子が可愛かったからです。。。
もちろん、男性キャラクターたちもカッコいいです。
風景画やエフェクトなどもしっかり描かれており、より漫画の世界に入り込めたような気がします。
④恐怖心を煽られて興奮できる
『天空侵犯』は敵に襲われるかもしれないという恐怖心が常につきまとうので、興奮度が高いと思います。
個人的には、読んでいて感情が動くくらいに興奮できる漫画が好きなので、『天空侵犯』は非常に楽しめました。
逆に、エグい描写が苦手な方にはおすすめできないかもしれません。
天空侵犯の感想
かなり興奮できて面白く、続編を早く読みたくなりました。
1巻では戦闘要素や恐怖心を煽る描写が多いですが、巻が進むにつれてさまざまな伏線が回収されていき、読み応えがどんどん高まっていきます。
『天空侵犯』は恐怖心が煽られる展開が多いため、主人公たちの友情が一層深いものになっている印象でした。
「吊り橋効果」によるものと言えるものかもしれません。
人間の友情という意味においては、理想的な世界であるような気がします。
残念な点としては、最終巻(21巻)に近づくにつれて、ものすごいスピードで物語が進んでいくことです。
「ボスキャラとの対戦をもっと長く見たかった~」「もう少し1ページあたりの言葉数を少なめでゆっくり楽しめたらなぁ」という印象です。
全21巻の内容を50巻以上に伸ばしてくれたらゆっくり楽しめたかもしれないのですが、作者側の事情に何かがあったのでしょう^^;
まとめ
『天空侵犯』について紹介しました。
友情ものとしても戦闘ものとしても面白い漫画なのでおすすめです。
上記のリンクから無料で試し読みができるので、要チェックです。