6年半の間プログラマーとして働いてきた私が、仕事で必要となる発声力について解説します。
仕事で必要となる発声力とは
発声力として重視すべきポイントは以下のとおりです。
- 滑舌を良くする
- 大きな声を出す
- 抑揚をつけて喋る
順番に見ていきましょう。
①滑舌をよくする
滑舌をよくすることが大切です。
日々会話をする中で練習するのがベストですが、他人と会話できる時間はどうしても限られてしまいます。
お風呂に入っている時など、スキマ時間に以下のような早口言葉を毎日練習することで、滑舌が格段によくなります。
お綾(あや)や親にお謝り。お綾や八百屋にお謝りとお言い
この釘は引き抜きにくい釘だ
貨客船の旅客(りょかく)がたくさんいる
月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月
のら如来(にょらい)のら如来、三(み)のら如来に六(む)のら如来
蛙(かえる)ぴょこぴょこ三(み)ぴょこぴょこ、合わせてぴょこぴょこ六(む)ぴょこぴょこ
菊栗(きくくり)菊栗三(み)菊栗、合わせて菊栗六(む)菊栗
古栗(ふるぐり)の木の古切口(ふるきりくち)
李(すもも)も桃も桃のうち、李も桃ももう熟(う)れた
この寿司は少し酢が効き過ぎた
アンリ・ルネ・ルノルマンの流浪者(るろうしゃ)の群れ
書写山(しょしゃざん)の社僧正(しゃそうじょう)
竹屋の竹やぶに竹立てかけたかったから、竹立てかけた
②大きな声を出す
お腹から大きな声を出せるようにすることも重要です。
大きな声を出すためには、次の対策が有効です。
- カラオケなどで肺活量を鍛える
- リラックスして声を出す
- 腹式呼吸を練習する
肺活量を鍛えるため、カラオケで歌ったり、定期的に深呼吸をすることが有効となります。
また、話し相手の機嫌が悪い時などは、知らず知らずのうちに自分の体がガチガチに緊張している場合があります。
そうなると余計に声が小さくなってしまいます。
この場合はできるだけ体の力を抜いてリラックスした状態で声を出すように心がけましょう。
大きな声を出すための腹式呼吸のコツや練習の仕方については、『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』に詳しく記載されているのでご確認ください。
③抑揚をつけて喋る
強調したい意見を「高く」「大きく」「ゆっくり」喋ることで、自分の意見が相手により強く伝わります。
一人でカメラに向かってスピーチの練習をしたり、勉強会を主宰して講師をしたりすると身につきやすいです。
抑揚をつけた喋り方については、『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』に詳しく記載されているのでご確認ください。
一番避けるべきこと
一番避けるべきことは、小さな声で相手が聞き取れず「もう一度言ってください」と言われることです。
喋り直すのにも時間がかかり、聞き返す側もストレスがたまります。
これが何度も続いてしまうと、コミュニケーション能力がない人間であると思われがちです。
「滑舌良く」「はっきり」「大きな声(状況による)」で話せれば、最低限のコミュニケーション能力はクリアしています。
参考となる本
発声力の鍛え方は下記の本が参考になりますので、ご確認ください。
「腹式呼吸の仕方」「滑舌の向上」などの基礎テクニックに加え、「プレゼンテーション」「スピーチ」などの細かな応用テクニックが学べます。
発声力を鍛えるコツは早めに知っていればいるほど得をするので、この本の発声テクニックを職場でのコミュニケーションでどんどん使っていきましょう。
まとめ
仕事で必要となる発声力について解説しました。
発声のコツをつかめば、コミュニケーションで一生役に立つので、発声力は早めに習得してしまいましょう。