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転職エージェントを利用する際の注意点

2020年5月20日

転職エージェントを使用する際の注意点

転職エージェントを利用する際の注意点を、実体験をもとにして解説します。

これから転職エージェントを使って転職しようと思っているが、うまく使いこなせるか不安だという方向けです。

注意しておくべきポイント3点

転職活動は、自分が常に選択権をもって進めるべきです。

そのために注意すべき点は、下記の3点です。

ポイント

  1. 転職先の業界・職種を明確化しておく
  2. 転職エージェントとの面談や、面接の約束は守る
  3. 自分のペースで転職活動を行う

 

転職先の業界・職種を明確化しておく

どの業界・職種・会社に行くべきかは、転職エージェントに相談して決めるのではなく、自分自身で考えて決めるか、ハローワークなどの第三者の方との相談を通じて決めておくべきです。

基本的に、転職エージェントに転職先の相談はしないほうがいいです。

転職エージェントは、何よりもまず、あなたたちを企業に入れることを第一優先で考えます。

転職エージェントは、あなたを会社に紹介することで、その会社があなたに払う年収の30~40%のお金を得ます。

なので、どの業界・職種・会社にすべきかを転職エージェントに相談すると、必ずポジショントークをされます。

結果的に、意図しない会社に面接をしに行くはめになり、時間をかなり無駄にしてしまいます。

自分が進むべき道をはっきり持っておくことで、転職エージェントから変な求人を紹介されても、簡単に断ることができます。

転職エージェントとの面談や、面接の約束は守る

転職エージェントだからと言って、社会人としての最低限の礼儀は守るべきです。

私が感じた感触では、基本的に、転職エージェントから面接先企業に、求職者がどういう人間であるかという情報が筒抜けだと思います(それが、企業が転職エージェントを使う理由でもあります)。

私自身も、ある企業の面接の前に、転職エージェントと模擬面接をしていた際、「すでに、あなたがどういう退職理由で前の会社を退職し、どういう会社を探しているかを面接先企業に伝えている」と言われました。

なので、転職エージェントは、相手先企業の面接官と思って接したほうがいいです。

 

自分のペースで転職活動を行う

転職エージェントは、あなたに対して、より多くの面接を受けるように言ってきます。

転職エージェントの説明によれば、転職者の書類選考率は15~20%、一次面接の通過率が30%、最終面接の通過率が50%となります。

私の場合は、書類選考は15社くらいを同時並行で行うべき、と言われました。

しかし、これは転職エージェントのポジショントークと思っていいです。

転職エージェントの言い分では、15社くらい書類選考に出せば、2,3社から一次面接の案内が来るので、複数会社の面接を同時並行で行うことで、全て内定をいただけたときに、複数の選択肢から内定先を選べることができるというものです。

しかし、転職活動開始したばかりのころは、面接対策にも時間を割かなければならないので、2,3社同時並行で行うと、体力・精神を消耗します。

なおかつ、仮に15社すべての書類選考が通ってしまった場合、同時に15社面接ができるはずもないので、どこかの企業の面接を半分くらい(7~8社)キャンセルする羽目になります。

結果的に、全ての面接に落ちた際、残りの半分の企業の面接(7~8社)を受ける機会を失ってしまうことになります。まさに、急がば回れです。

ハローワークの方も言っていましたが、書類選考を同時に出すのは2,3社くらいにしておくべきです。

自分の中で同時並行で面接できる数を想定しておいて、自分のペースで転職活動を進めましょう

私自身も、この方法で転職活動をすると、ストレスを最小限に抑えることができました。

 

まとめ

転職活動は、自分が選択権をもって進めるべきです。

なので、転職エージェントのポジショントークに迷わされずに進めることが重要です。

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