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二次請け独立系SIerに就職するデメリットについて

2020年5月18日

二次請け独立系SIerに就職するデメリットについて

独立系SIer企業のプログラマーになる場合、会社選びは慎重にしたほうがいいです。

汎用的なスキルが全然つかない会社に入った場合、スキルがないせいで、将来転職したくてもできない可能性が高くなるからです。

独立系SIer企業のどこに注意すべきか

メーカーから直接ソフトウェア開発案件を受注している、いわゆる一次請け企業であればいいです。

しかし、メーカーのグループ系列ソフトウェア会社を介して開発案件を受注している、いわゆる二次請け企業の場合は、労働環境がかなり悪くなる場合があります。

 

二次請けとして働くことのデメリット

基本的には、一次請けから二次請けに回される多くの仕事、次のような理由で回ってくるので、仕事の質が悪いことが多いです。

  • 一次請け会社員のスキルアップにならない単純作業を安い単価で乗り切りたい
  • 深刻な人手不足

 

一次請け会社のメリットになるような仕事(単価が低い等)が中心となるため、会社で身に付けられるスキルが少ないです。

ひどい場合だと、ソフトウェアの動作確認試験を専門とするテスターの仕事しかしていない方もいます。

そういう方がプログラマーとしてスキルアップする方法は、必然的に自宅学習しかない状態です。

 

なお、親会社が存在しない独立系SIerが一次請けとしてメーカーから仕事を取りたい場合は、長年にわたって信頼構築をする必要があります。

なので、独立系SIerはけっこう二次請け案件に携わっている企業が多い印象です。

 

まとめ

スキルアップしたいのであれば、独立系SIerの一次請け企業で働くのがベストです。

独立系SIerの強みとしては、さまざまなメーカーのプロジェクトを経験できることなので、努力次第では、希少価値が高い人材になる可能性があります。

 

なお、そもそも独立系SIerで働くより、自社開発系企業やWeb系企業で働いたほうがいいという意見が多いのも事実です。

IT企業は当たり外れが多いので、周りに流されず、自分でリサーチして選択するようにすべきでしょう。

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