- 仕事で要求される主体性とは何を指しているのだろう?
- 主体性はどのようにして仕事で活かされるのだろう?
今回は、仕事で要求される主体性について解説します。
目次
仕事で要求される主体性
仕事で要求される主体性は次の通りです。
- 指示を待たずに自分で行動できる
- 課題や問題点の解決策を提案できる
- 何事にも自分の意見をもっている
- スキルアップする意欲をもっている
順番に見ていきましょう。
①指示を待たずに自分で行動できる
会社では、自ら考えて行動できる人が重宝されます。
なぜなら、仕事の指示をもらえるのは新人までだからです。
大きな規模のビジネスをするとなると、一つの大きな仕事を分担しなければなりません。
つまり、自分と同じ仕事をしている人はいないです。
このため、仕事で行き詰まっても、基本的には誰からも助けてもらえません。
むしろ、「あの人は成果が出ていないから、自分の方が出世できるかも」と考える人がごろごろいるのです。
基本シナリオ
- ❌:困ったら誰かが助けてくれる
- ⭕️:大問題が発生し、手遅れになってから誰かが助けてくれる
このような環境の中で成果を出すためには、周りを巻き込んで自分から行動できなければなりません。
②課題や問題点の解決策を提案できる
仕事で問題が発生した際、解決策を提示できる能力が必要となります。
なぜなら、一人一人がそれぞれ担当している仕事のプロであり、誰よりも自分自身の仕事に詳しいはずだからです。
「納期に間に合わない」「成果物の品質を高めたい」といった問題や課題が発生した際、誰かに頼るのではなく自分自身で次々に解決策を考え出す能力が要求されます。
③何事にも自分の意見をもっている
自分の意見をもって仕事に取り組むことを求められます。
そうでないと、「言われたことしかできない人材」になるからです。
仕事では、「明日までに客と打ち合わせを終わらせよう」「見積もり金額はXX円にしよう」と判断をしなければならないことがたくさんあります。
この時に、「自分はこうした方がよいと思う」という意見がなければ、他メンバーの意見を頼りに仕事を進めざるを得ません。
判断ができないことは「自分の意見が正しいか上司に確認する」、判断できることは自分の意見にしたがってすぐに行動できる人が重宝されます。
④スキルアップする意欲をもっている
主体性がある人とは、他人に言われなくても自分自身で試行錯誤してスキルアップをしています。
- ❌:惰性で言われた通りの仕事をする
- ⭕️:成長できる環境を探し出して仕事をする
もし、担当になった仕事が将来性のない事業だった場合、将来性のある事業に携われるように毎日勉強をするくらいのやる気が必要です。
主体性を高める方法
もともと主体性が備わっていなければ、少しずつ身につけていく必要があります。
また、主体性がある人でも、周りの環境が変わると途端に主体性がなくなるケースにも遭遇したことがあります。
主体性を高める方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでご確認ください。
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まとめ
仕事で要求される主体性について解説しました。
どの仕事においても「主体性が重要である」という言葉を一度は耳にするかと思います。
自分が主体性をもって仕事に取り組めているかは常に確認しておきましょう。